既に閉店しているマンハッタン・イースト・ヴィレッジの伝説的ライブハウス“CBGB”が、オープン40周年を記念しフェスで戻ってくる。昨年に続き2年連続で行なわれる【CBGBミュージック・アンド・フィルム・フェスティバル】は今年、マンハッタンとブルックリンをまたがり10月9日から13日まで開催されるという。

　同フェスには新進気鋭のアーティストからベテランまで、700におよぶアーティストが175以上の会場でプレイすることになっており、イースト・ハウストン・ストリートのランドマーク・サンシャイン・シアターを拠点に行なわれる。

　ちなみに昨年のフェスティバルには、ガイデッド・バイ・ヴォイシズやザ・ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハート、クラウド・ナッシングスなどのバンドが出演し、30万人以上のファンが集まった。

　なお、フィルム関連では、およそ40本のプレミア上映と100本の上映があるといい、“音楽をテーマとした映画”だけに焦点を絞った同規模の映画祭は、米国内では他にないという。CBGBの共同オーナーいわく、「アメリカでのロックンロール映画祭を牽引する存在となっている」とのことだ。